目的

常時微動は、工場機械・交通機関等の人工的な振動源で引き起こされる変位振幅、数μm以下、振動周期は 0.05秒位から数秒位までの雑振動であり、その卓越周期は同じ場所での地震動と一致するという性質があります。
したがって常時微動を測定することにより、地震動の周期特性を知ることができ、そこで得た情報は、建物の耐震設計や設計用地震波の作成、卓越周期から地盤種別の判断材としてに利用されます。

測定機器

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  地表面に地表用微動計（1秒計・5秒計）を設置し、地中に地中用受振部を目的の深度に設置します。微動計は3成分（水平方向2成分、上下方向1成分）内蔵の速度型受振器です。

測定方法

解析事例